朝起きると髪が絡まる原因は?寝る前の予防と朝のほどき方|美容師解説
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夜はきれいにまとまっていたのに、朝起きると髪が絡まっている。毛先に指が通らなかったり、襟足だけが絡まっていたり、そんな経験はありませんか?
朝の絡まりは、寝ている間の摩擦、髪の乾燥やダメージ、寝る前の乾かし方などが重なって起こります。
だから、朝になってから無理にブラシを通すより、夜の髪の状態を整えておくことが予防の第一歩です。
ただし、絡まりと寝ぐせ、うねり、広がりは同じものではありません。ボクが美容師として考える原因の見分け方と、寝る前・翌朝にできるケアを順番にお話しします。
この記事でわかること
- 朝起きると髪が絡まる4つの理由
- 毛先・襟足・後頭部で違う原因
- 寝る前にできる絡まり予防
- 朝の髪を傷めにくいほどき方
- ヘアケア商品を見直す判断基準
朝起きると髪が絡まるのはなぜ?4つの原因
まず知っておいてほしいのは、朝の絡まりが必ずしもシャンプーの問題とは限らないことです。
夜の時点では指が通っていても、寝ている間に髪の状態が変わることがあります。
① 枕や寝具との摩擦
寝ている間、人は無意識に寝返りを打ちます。
そのたびに髪が枕やシーツとこすれたり、毛束同士が重なって動いたりするため、表面が引っかかりやすい髪ほど絡まりが生じることがあります。
特に襟足や後頭部は寝具と接触しやすい場所です。
毎朝同じ部分が絡まるなら、まず寝ている間の摩擦を疑ってみてもよいでしょう。
② 髪の乾燥による引っかかり
乾燥して手触りが粗くなった髪は、毛束同士が滑らかに動きにくくなり、絡まりを感じる場合があります。
特に毛先は、日々の洗髪やブラッシング、ドライヤーなどの影響が積み重なりやすい部分です。
ただし、乾燥だけが原因とは限りません。ヘアケアをたくさん重ねればよいという話でもないんです。
③ カラーや熱などによるダメージ
カラーやブリーチ、日常の熱や摩擦などで髪の表面が傷んでいると、毛先が引っかかりやすくなることがあります。
夜にトリートメントで手触りが整っていても、髪の損傷そのものがなくなったわけではありません。
朝になると同じ毛先が何度も絡まる場合は、表面の状態や枝毛、切れ毛も確認したいところです。
④ 髪が乾ききらないまま寝ている
髪が濡れているときは、乾いているときよりも摩擦や引っ張る力の影響を受けやすくなります。
特に根元や襟足が湿ったまま寝ると、寝具との接触や寝返りによって毛束が乱れ、絡まりや寝ぐせにつながることがあります。
ボクなら、まず新しい商品を足すよりも、寝る直前の髪が本当に乾いているかを確認します。
毛先・襟足・後頭部|絡まる場所で原因は違う?
朝の絡まりは、どこに起きているかを観察すると原因を絞り込みやすくなります。
毛先が絡まる場合
毛先だけが引っかかるなら、乾燥や蓄積したダメージ、枝毛などを確認したいところです。
長い髪ほど毛先は日常的な摩擦を受ける期間も長くなります。
毎回同じ場所に結び目ができるなら、ケアだけでなく毛先を整えるカットが必要な場合もあります。
襟足が絡まる場合
襟足は枕や衣類との接触が多く、髪が重なりやすい場所です。
寝返りによる摩擦に加え、乾かし残しがないかも確認してみてください。
首元の髪だけが毎朝絡まる場合は、寝具との接触や寝るときの髪の位置を見直すことが役立つかもしれません。
後頭部が絡まる場合
後頭部は寝ている間に枕へ押しつけられやすく、寝返りによって毛束が複雑に重なることがあります。
特に細く柔らかい髪は毛束が絡み合いやすいこともあるため、細毛だからといってケアを軽視する必要はありません。
ただし、細毛だから必ず絡まるというわけでもありません。髪の長さやダメージ、寝方なども関係します。
絡まり・寝ぐせ・うねり・広がりは別の悩み
朝の髪がまとまらないと、つい全部を「寝ぐせ」と呼びたくなりますよね。
でも、実際には状態によって対処が変わります。
| 状態 | 見分け方 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 絡まり | 指やブラシが途中で止まる | 毛先から少しずつほどく |
| 寝ぐせ | 髪が折れたり、一定方向にはねる | 必要な部分を湿らせて乾かし直す |
| うねり | 毛束が波状に曲がる | 湿気・生えぐせ・髪の形状を確認 |
| 広がり | 全体のボリュームが大きく見える | 乾燥・毛量・仕上がりを見直す |
例えば、指はスムーズに通るのに毛先だけ外へはねているなら、それは絡まりではなく寝ぐせかもしれません。
反対に、見た目はそれほど乱れていなくても、手ぐしが途中で止まるなら絡まりへの対処が必要です。
まず今の髪に何が起きているのかを分けて考える。 それだけでも、必要のないケアを増やさずに済みます。
朝の絡まりを減らすために、寝る前にできる5つのこと
ここからは実践編です。
難しいことをたくさん増やす必要はありません。今の習慣から見直しやすいものを選んでみてください。
① 根元から毛先まで乾かしてから寝る
まずは髪を乾かしきることです。
特に襟足、耳の後ろ、後頭部の内側は、表面が乾いていても湿り気が残ることがあります。
タオルで水分をやさしく取り、根元から乾かしたあと、毛先の状態も確認します。
熱を一か所に当て続けず、ドライヤーを動かしながら乾かすことも意識したいですね。
② 寝る前に毛流れを整える
乾かしたあと、髪が複雑に重なったまま寝ていませんか?
毛先からやさしくとかし、髪の流れを整えておくと、寝る前の小さな絡まりを減らしやすくなります。
長い髪の場合は、摩擦を減らす目的でゆるくまとめる方法もあります。
ただし、強く結んだり、同じ場所を引っ張り続けたりすると負担になるため、無理のない方法を選びましょう。
③ アウトバストリートメントを適量使う
毛先が乾燥して引っかかる場合は、洗い流さないトリートメントが役立つことがあります。
ミルクやオイルなどを使い、毛先の滑りや扱いやすさを補う考え方です。
ただし、量を増やせば必ず絡まらなくなるわけではありません。
重さやベタつきが気になる場合は、使用量やつける位置を見直してみてください。
④ 枕カバーや寝具との摩擦を見直す
毎朝、後頭部や襟足が絡まる場合は、寝具との摩擦にも目を向けたいところです。
表面が滑らかな枕カバーや、髪が引っかかりにくい寝具を試すことも選択肢になります。
シルクなどの素材が合う方もいますが、素材を変えれば必ず絡まりがなくなるわけではありません。
寝心地やお手入れのしやすさも含めて選ぶとよいでしょう。
⑤ 寝る前に髪の状態を一度確認する
ボクが特におすすめしたいのは、寝る前に毛先へ手ぐしを通してみることです。
その時点ですでに引っかかっているなら、朝の問題というより、夜のケアを終えた段階で絡まりが残っている可能性があります。
夜はスムーズなのに朝だけ絡まるなら、寝ている間の摩擦や髪の位置などを優先して確認できます。
この違いがわかると、対策もずっと考えやすくなります。
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朝、髪が絡まっていたらどうする?傷めにくいほどき方
朝の絡まりで避けたいのは、ブラシを根元から一気に引っ張ることです。
無理に引っ張ると、切れ毛や毛先への負担につながることがあります。
朝の絡まりをほどく4ステップ
- 絡まった毛束を分ける。 まず周囲の髪と分けて、絡まっている場所を確認します。
- 毛束を手で支える。 根元に強い力がかからないように、絡まりの少し上を持ちます。
- 毛先から少しずつほどく。 指や目の粗いコームを使い、無理のない範囲で少しずつ進めます。
- 必要なら滑りを補う。 髪の状態に合う絡まりをほどきやすくする製品を少量使い、摩擦を抑えながら整えます。
強い結び目ができている場合は、無理に引き抜こうとしないこと。
水でびしょびしょに濡らして強くとかすのも避けたいところです。
どうしてもほどけないときや、絡まりが固まっているときは、美容師へ相談するほうが髪への負担を抑えられる場合があります。
朝の絡まりが続くならシャンプーやトリートメントを変えるべき?
ここまで試しても絡まりが気になる場合、シャンプーやトリートメントを見直したくなるかもしれません。
ただ、朝絡まるからという理由だけで、すぐに買い替える必要はありません。
判断のポイントは、夜の時点でも髪が引っかかっているかどうかです。
今のヘアケアを続けてもよさそうな場合
夜は指通りがよく、乾かしたあとの仕上がりにも満足している。朝だけ特定の場所が絡まるなら、まず寝具や寝る前の髪の状態を見直す余地があります。
シャンプー・トリートメントを見直したい場合
洗った直後から毛先が引っかかる、乾かすとごわつく、髪が硬く感じる、広がりやすい。こうした状態が続くなら、商品の仕上がりと今の髪の相性を考えるきっかけになります。
また、枝毛や切れ毛が多い場合は、商品だけでは対処しきれないこともあります。
今の髪がどんな状態なのか、必要なら美容師に確認してもらうのもよいと思います。
硬さ・ごわつき・広がりが気になる方にはPURUPOも選択肢
寝る前のケアを整えても、乾かしたあとの髪が硬い、ごわつく、広がると感じるなら、毎日のシャンプーとトリートメントの仕上がりを見直すことも一つの方法です。
SONGBIRDのオリジナルヘアケアブランド「PURUPO(プルポ)」は、そうした髪の悩みに対して、やわらかく扱いやすい仕上がりを目指して企画・開発した商品です。
旧Neneから名称を変更していますが、処方と使用感は同じです。
細毛や猫っ毛だから一律に合わないというわけではありません。一方、剛毛・多毛で重くしっとり抑える仕上がりを最優先する方は、期待する質感との違いが出る場合があります。
もちろん、PURUPOを使えば寝ぐせがつかなくなったり、朝の絡まりが必ず解消したりするわけではありません。
寝ている間の摩擦への対策と、シャンプー・トリートメントで目指す仕上がりは、分けて考えてほしいところです。
SONGBIRD ORIGINAL HAIR CARE
PURUPO(プルポ)
シャンプー&トリートメント 200mlセット
髪の硬さ・ごわつき・広がりが気になる方に、やわらかく扱いやすい仕上がりを目指すヘアケアです。
通常掲載価格:6,980円(税込)
※2026年11月6日の確認時点では売り切れ表示です。最新の価格・販売状況はストアでご確認ください。
PURUPOの商品詳細・販売状況を見る今のシャンプーに満足しているなら、無理に変える必要はありません。
まず寝る前の習慣を整えて、それでも洗ったあとの手触りや仕上がりに不満が残るなら、商品を見直す順番でよいと思います。
朝の髪の絡まりについてよくある質問
Q. 毎朝髪が絡まるのはダメージがひどいからですか?
必ずしもそうではありません。
寝具との摩擦や髪の長さ、乾かし方なども関係します。毛先に枝毛や切れ毛が多い場合は、ダメージの影響も考えられます。
Q. 寝る前にヘアオイルをつけたほうがいいですか?
毛先の乾燥や引っかかりが気になる場合は、適量を使う方法があります。
ただし、すでに手触りがよく、ベタつきが気になるなら無理に追加する必要はありません。
Q. 髪を結んで寝ると絡まりを防げますか?
長い髪をゆるくまとめることで、毛束が大きく動くのを抑えられる場合があります。
ただし、強く結ぶと引っ張る負担や結び跡につながるため、髪の長さや寝心地に合わせて判断してください。
Q. シルクの枕カバーなら髪は絡まらなくなりますか?
滑らかな素材は摩擦を抑える工夫の一つですが、絡まりを完全に防ぐものではありません。
髪のダメージや乾かし方など、ほかの要因も一緒に考える必要があります。
Q. 子どもや細い髪が朝絡まりやすいのはなぜですか?
細い髪や長い髪は、毛束同士が絡み合いやすい場合があります。
強く引っ張らず、毛先から少しずつほどくことが基本です。絡まりがひどい場合は、髪の長さやカットの状態も含めて見直すとよいでしょう。
Q. 朝の絡まりが急にひどくなったら?
最近のカラーやパーマ、使用商品、髪の長さ、寝具などに変化がなかったか確認してみてください。
急な抜け毛の増加や頭皮の炎症などもある場合は、ヘアケアだけで判断せず医療機関へ相談することも検討してください。
まとめ|朝の絡まりは、寝る前の髪を見直すところから
朝起きると髪が絡まる原因は、一つとは限りません。
寝具との摩擦、乾燥やダメージ、乾かし残しなど、いくつかの条件が重なって起きることがあります。
まずは寝る前に髪をしっかり乾かし、毛流れを整え、毛先に引っかかりがないか確認するところから始めてみてください。
朝絡まっていたら、無理にブラシを通さず、毛先からやさしくほどくこと。
そして、夜の時点でもごわつきや引っかかりが続くなら、今のシャンプーやトリートメントが髪に合っているかを考えてみる。
ボクは、ヘアケアは何かを増やすことよりも、今の髪に必要なことを見極めるほうが大事だと考えています。
毎朝の絡まりに悩んでいるなら、まずは今夜の髪の状態から観察してみてくださいね。
イナツユウヤ|美容師・SONGBIRD代表
熊本市の美容室「SONGBIRD」代表。美容師歴20年以上。
「育てる。髪質・髪色・髪型」をテーマに、日々のサロンワークでの経験、お客様からの相談、美容師としての専門知識をもとに情報を発信しています。
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