コタクチュールとコタアイケアの違いは?どっちがいいか美容師が髪質別に比較

コタクチュールとコタアイケアの違いは?どっちがいいか美容師が髪質別に比較

コタクチュールとコタアイケアの違いは?どっちがいいか美容師が髪質別に比較

先に結論からお伝えすると、コタクチュールとコタ アイ ケアは「クチュールの方が単純に上」と考えるより、求める仕上がりで選ぶのがおすすめです。

5種類から髪質や好みを細かく選びたいならコタ アイ ケア。今よりもう一段、やわらかさ・まとまり・上質な使用感を求めるならコタクチュールが候補です。

現在アイケアを使っていて十分満足しているなら、無理にクチュールへ変える必要はありません。一方で「アイケアでは少し物足りない」「硬さ・広がり・ダメージによるまとまりにくさが気になる」という場合は、クチュールを検討する価値があります。

コタクチュールとコタアイケアの違いを先に比較

比較項目 コタ アイ ケア コタクチュール
ラインナップ 1・3・5・7・9の5種類 シルキー・フランネル・ベルベットの3種類
仕上がり 軽めからしっとりまで細かく選びやすい より上質な質感・やわらかさ・まとまりを求める方向け
向いている髪 細毛から硬毛まで幅広く対応しやすい 質感の物足りなさ、硬さ、広がり、ダメージが気になる髪
選び方 5段階から細かく調整 髪の太さ・硬さ・求めるまとまりで3種類から選ぶ
価格帯 比較的選びやすい アイケアより高価格帯
おすすめする人 今の仕上がりに満足している人、細かく質感を選びたい人 アイケアよりもう一段上の質感を求める人

大きな違いは、「5種類から細かく合わせるアイケア」と「3種類に絞りながら、より上質な質感を目指すクチュール」という方向性です。

どちらも髪質に合わせて選ぶことが大切で、価格が高いからクチュールの方が必ず合う、というものではありません。

ラインナップの違い

コタ アイ ケアは1・3・5・7・9の5種類。数字が大きくなるにつれて、軽やかな質感からしっとりまとまりを求める方向へ選びやすくなっています。

一方、コタクチュールはシルキー・フランネル・ベルベットの3種類です。

選択肢は少なくなりますが、細毛ならシルキー、普通毛や迷った場合はフランネル、硬毛・剛毛・強く広がる髪ならベルベット、と判断しやすいのが特徴です。

仕上がり・質感の違い

美容師として長年コタシリーズを使ってきた感覚では、アイケアでも十分に質の高いホームケアができます。

そのうえでクチュールを選ぶ意味が出てくるのは、「もう少しやわらかくしたい」「もう少しまとまりが欲しい」「今使っているアイケアだと少し物足りない」と感じるときです。

特にベルベットは、クチュール3種類の中でもかなりしっとりした仕上がりです。広がる硬毛には候補になりますが、細毛やボリュームが出にくい方までベルベットにする必要はありません。

価格の違い

コタクチュールはアイケアより高価格帯です。そのため「上位シリーズだから」という理由だけで変えるより、今のヘアケアに何が足りないのかを基準に判断する方がいいと考えています。

ミストや集中ケアなどをいくつも追加している方なら、ホームケア全体を見直し、クチュールへ切り替えるという考え方もあります。一方で、現在のアイケアだけで十分満足できているなら、価格を上げてまで変更する必要はありません。

どんな髪に向いているかの違い

細毛・軟毛から硬毛まで細かく合わせやすいのはアイケアです。

クチュールはその中でも、髪の硬さ・広がり・まとまりにくさや、カラー・アイロンなどによるダメージが気になり、仕上がりの質感をさらに上げたい人に検討してほしいシリーズです。

結局、コタクチュールとアイケアはどっちがいい?

コタ アイ ケアがおすすめな人

現在のアイケアに満足している/1・3・5・7・9から細かく質感を選びたい/価格を少し抑えたい/細毛で重くしたくない人。

コタクチュールがおすすめな人

アイケアでは少し物足りない/硬さや広がりが気になる/ダメージでまとまりにくい/より上質な手触りやまとまりを求める人。

美容師ならどう判断する?

僕なら、最初に「今のアイケアで何か困っていますか?」と考えます。

特に困っていないのであれば、そのままアイケアを使ってもらいます。長年使っていて髪の状態や仕上がりに満足しているのに、上位ラインだからという理由だけで変更する必要はありません。

反対に、「以前より髪が硬く感じる」「広がりやすくなった」「カラーやアイロンによるダメージでまとまりにくい」「アイケア9でももう少ししっとり感が欲しい」と感じる場合には、クチュールを検討します。

美容師としての基準

「高い方を選ぶ」のではなく、今のアイケアで不足しているものがあるかで判断するのが、一番失敗しにくい選び方です。

アイケアからクチュールに変えるならどれ?

「コタアイケアからコタクチュールへ変えたいけれど、自分が何を選べばいいかわからない」という方は、以下をひとつの目安にしてください。

アイケア1・3
→
シルキー候補
アイケア5前後
→
シルキー〜フランネル
アイケア7
→
フランネル中心
アイケア9
→
フランネル〜ベルベット

※完全な互換表ではありません。現在使っている番号だけでなく、髪の太さ・硬さ・ダメージ状態・求める仕上がりによって変わります。

特に注意したいのが、アイケア9=必ずベルベットではないということです。

ベルベットはかなりしっとりした質感になるため、アイケア9を使っていた方でも、まずフランネルから試した方がちょうどいいケースがあります。

コタクチュール3種類ならどれを選ぶ?

細毛・軟毛ならシルキー

髪が細い、猫っ毛、根元がペタッとしやすい、軽くサラサラした仕上がりが好きなら、まずシルキーを候補にします。

僕自身、美容師として選ぶ場合も、細毛でボリュームを落としたくない方はシルキーから考えます。

反対に、髪がかなり硬い・ゴワつく・ボリュームをしっかり抑えたいという場合は、シルキーでは物足りなく感じる可能性があります。

普通毛・迷ったらフランネル

普通毛からやや硬めで、軽すぎず重すぎず、やわらかくまとまる質感を求めるならフランネルです。

そして、自分がシルキーなのかベルベットなのか判断できない人にも、僕はまずフランネルを勧めます。

長年お客様の髪を見ていると「自分は硬毛なのかな、普通毛なのかな」と迷う方の多くは、極端な細毛や剛毛ではありません。そういう意味でもフランネルは基準にしやすいラインです。

硬毛・剛毛・広がる髪ならベルベット

髪が太い・硬い・強く広がる・ゴワつきやすい方はベルベットが候補です。

ただし、ここは慎重に選んでください。

ベルベットは、これまで使ってきたシャンプーの中でもかなりしっとりした部類というのが僕の実感です。

「硬毛・剛毛・強く広がる」という悩みがはっきりしているなら候補になりますが、「少し広がる程度」「ベルベットとフランネルで迷う」という場合には、まずフランネルから始めてもいいと思います。

こんな人は無理にクチュールへ変えなくてもいい

「コタクチュールの方が高い=全員におすすめ」ではありません。

✓ 現在のコタ アイ ケアに十分満足している

✓ ホームケアの価格をできるだけ抑えたい

✓ 細毛で、しっとり感や重さを出したくない

✓ 求めている質感がアイケアですでに実現できている

このような方なら、そのままアイケアを続ける判断でまったく問題ありません。

むしろ、自分の髪に合っている製品を長く使えていることの方が大切です。

コタクチュールへ変える価値が出やすい人

一方で、次のような変化を感じている場合は、クチュールを検討する価値が出てきます。

✓ アイケアでは少し物足りなくなってきた

✓ 髪の硬さや広がりが強い

✓ カラーやアイロンなどによるダメージでまとまりにくい

✓ 年齢とともに以前との質感の違いを感じる

✓ 毎日のヘアケアに、より上質な使用感や仕上がりを求めたい

特に「商品をいろいろ足しているけれど、なかなか満足できない」という場合は、アウトバスや集中ケアを増やし続ける前に、毎日使うシャンプー・トリートメント自体を見直す方法もあります。

使い続けた場合・デメリット・使い方は別記事で詳しく解説

コタクチュールは、1回使えば髪質そのものが変わるというものではありません。髪質に合ったラインを選び、毎日のケアを積み重ねながら、指通りやまとまりのある仕上がりを目指していくヘアケアです。

一方、細毛にしっとり感の強いタイプを使うと「重い」と感じることがあり、硬毛に軽いタイプを選べば物足りなく感じることもあります。

このあたりは今回の記事の主題ではないため、詳しくは専用記事をご覧ください。

▶ コタクチュールを使い続けるとどうなる?デメリットまで詳しく見る

正しい使い方・泡パックについて

シャンプーの使い方や泡立て方によっても、使用感は変わります。予洗いをしっかり行い、十分に泡立てて髪と頭皮をやさしく洗うことが基本です。

この記事では「アイケアとクチュールのどちらを選ぶか」を主題にしているため、詳しい使い方は別記事・ガイドに譲ります。

▶ コタ アイ ケアの選び方と使い方を詳しく見る

正規品・偽物・通販について

コタはサロン専売品のため、「ネットで見つけた商品は大丈夫?」「どこで買えばいい?」という疑問も多いシリーズです。

ただし、正規流通や偽物の見分け方は今回の比較テーマとは別なので、ここでは詳しく扱いません。購入ルートに不安がある方は、正規品についてまとめた専用記事をご確認ください。

▶ コタ正規品を安心して買う方法・取扱店ガイドを見る

よくある質問

Q. コタクチュールはアイケアの上位互換ですか?

単純な上位互換とは考えていません。アイケアには5種類から細かく合わせられるメリットがあります。アイケアで満足しているなら、そのまま継続して問題ありません。より上質な質感やまとまりを求める場合にクチュールを検討してください。

Q. アイケア9を使っているならベルベットですか?

必ずベルベットではありません。アイケア9を使っている方でも、髪の硬さや広がりがそれほど強くなければフランネルの方が合うことがあります。ベルベットはかなりしっとりするため、迷う場合はフランネルからがおすすめです。

Q. 細い髪にコタクチュールは重いですか?

シルキーなら細毛・軟毛の方にも選びやすいです。一方、ベルベットは重さを感じる可能性があるため慎重に選びましょう。

Q. くせ毛ならアイケアとクチュールどちらがいいですか?

くせ毛だけで判断するのではなく、髪の太さ・硬さ・広がり方を見ます。現在のアイケアでまとまっているなら継続で十分です。硬くゴワつき、広がりも強い場合にはクチュールのフランネル〜ベルベットを候補にします。

Q. 40代・50代ならクチュールの方がいいですか?

年齢だけで決める必要はありません。ただ、以前より乾燥・硬さ・まとまりにくさなど質感の変化を感じている場合は、クチュールを試す理由になります。迷う場合はフランネルが比較的選びやすいです。

Q. シャンプーだけクチュールに変えてもいいですか?

組み合わせて使うこと自体は可能です。ただ、仕上がりを判断しやすくしたい場合は、まず髪質に合ったシャンプー・トリートメントを同シリーズで試し、その後に必要に応じて調整すると選びやすいと考えています。

コタクチュールとアイケアで迷ったら

あなたならどれ?最終判断

現在のアイケアで満足
→ 無理に変えず、アイケアを継続

今より質感・まとまりを上げたい
→ コタクチュールを検討

細毛・軟毛・ペタッとしやすい
→ シルキー

普通毛・どれか迷っている
→ フランネル

硬毛・剛毛・ゴワつく・強く広がる
→ ベルベット

コタクチュールとコタ アイ ケアで迷ったとき、一番大切なのは価格やシリーズの格ではなく、今の髪に何が足りないかです。

アイケアで満足している方は、そのまま大切に使い続けてください。

一方、もう少しやわらかさやまとまりが欲しい、今のアイケアでは物足りなくなってきたという方は、クチュールを試すタイミングかもしれません。

この記事は、熊本の美容室SONGBIRD代表・美容師イナツユウヤが、実際にコタシリーズを扱ってきた経験をもとに、髪質・使用感・選び方について解説しています。髪の状態には個人差があるため、迷う場合は担当美容師に相談しながら選ぶことをおすすめします。

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