コタクチュールとバイカルテの違いは?特徴・補修・髪質別に美容師が比較
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コタクチュールとバイカルテの違いは?ブランド思想・特徴・髪質別の選び方を美容師が比較
コタクチュールとバイカルテは、どちらも髪の補修と美しい仕上がりを目指すサロン専売ヘアケアですが、ブランドが大切にしている考え方には違いがあります。
コタクチュールは、補修・保湿に加えて、五感を満たす上質な使用体験と好みの仕上がりを重視するブランド。一方、バイカルテは、シスチンに着目した毛髪研究を背景に、素髪のような質感を目指すブランドです。
ただし、コタクチュールにも補修技術があり、バイカルテも仕上がりの質感を大切にしています。どちらが優れているかではなく、今の髪の状態と求める仕上がりで選ぶことが重要です。
コタクチュールとバイカルテの違いを比較
| 比較項目 | コタクチュール | バイカルテ |
|---|---|---|
| ブランド思想 | 五感に満ちる、最上質。 | 素髪へ導く処方箋 |
| 補修の特徴 | 補修・保湿と質感づくり | シスチン研究を背景としたサロン補修と、PPT系洗浄成分などによるホームケア |
| 仕上がり | サラサラから、さらにしっとりまで | 素髪のような軽やかさと扱いやすさを目指す |
| 選び方 | 3つの質感ラインから選ぶ | 髪質別シャンプーと質感別トリートメントを組み合わせる |
| おすすめの考え方 | 毎日の心地よさと理想の仕上がりを重視 | ダメージ状態と自然な質感を重視 |
※メーカー公式情報をもとに整理。おすすめの考え方は美容師としての選び方の提案であり、効果の優劣を示すものではありません。
まずは気になる商品をチェック
軽さ・しっとり感を重視するならコタクチュール。髪のダメージ状態や素髪のような質感を重視するならバイカルテも候補になります。
コタクチュール シルキーを見る バイカルテ FH+を見る※上記は代表的な商品です。髪質別の候補は後半でも紹介します。
コタクチュールのブランド思想と特徴
五感に満ちる、最上質とは
コタクチュールが掲げるブランドコンセプトは「五感に満ちる、最上質。」です。
髪の美しさだけでなく、香りや洗っている時間の心地よさまで含めて、日々のヘアケアを上質な体験にすることを目指しています。
もちろん、香りや高級感だけの商品ではありません。メーカーはシャンプーについて、濃密な泡によって補修・保湿しながら洗い上げる設計を紹介しています。
つまり、髪のケアと毎日の使用体験を一体として考えていることが、コタクチュールを理解するポイントです。
シルキー・フランネル・ベルベットの質感設計
コタクチュールのシャンプーは、求める仕上がりに合わせて3種類から選べます。
シルキー
軽やかで指通りのよい、サラサラとした仕上がり。
フランネル
やわらかくしなやかな、しっとりとした仕上がり。
ベルベット
しっとりなめらかで、よりしっとり感のある仕上がり。
美容師としては、髪が細くボリュームを失いやすい場合はシルキー、自然なしっとり感を求めるならフランネル、硬さや広がりが気になる場合はベルベットを候補に考えます。
ただし、髪質だけで決める必要はありません。同じ硬毛でも軽い仕上がりを好む方がいれば、細毛でも毛先の乾燥を強く感じる方がいます。
毎日の使用感と仕上がりを重視する理由
シャンプーは毎日使うものだからこそ、仕上がりだけでなく、香りや洗い心地も継続して使ううえで大切な要素です。
コタクチュールは、補修・保湿とともに、好みの質感や上質な使用体験を選ぶ楽しさがあります。
バイカルテのブランド思想と特徴
素髪へ導く処方箋とは
バイカルテが掲げるコンセプトは「素髪へ導く処方箋」です。
ホーユーの開発担当者によると、ブランド企画の段階で美容師に理想の髪について聞いた際、「素髪」というキーワードが挙がったことがコンセプトの背景にあります。
ダメージを受けた髪に向き合いながら、必要以上に重くするのではなく、自然な軽やかさとまとまりを両立することを目指しています。
ブランド名にも、美容師が髪の状態に合わせて適切なケアを提案するという考え方が込められています。
シスチンに着目した補修アプローチ
バイカルテを理解するうえで重要なのが、髪の主要構成成分であるシスチンへの着目です。
シスチンは髪の強さやしなやかさに関係する成分で、ヘアカラーや紫外線などのダメージによって、シスチン結合が切断されることがあります。
ホーユーはシスチンの性質を応用し、サロンケアで毛髪内部にシスチンを補充する独自技術「CiP SHOT」を開発しています。
重要:CiP SHOTはサロンケアの技術です
バイカルテのホームケアシャンプーに、サロンケアと同じCiP SHOT技術が搭載されているわけではありません。シャンプーの補修設計と、サロンで行うシスチン補充技術は区別して考える必要があります。
サロンケアとホームケアの違い
バイカルテのサロンケアは、CiP SHOTを用いた毛髪補修が特徴です。
一方、ホームケアのリペアシャンプーは、ケラチンやシルク由来のPPT系洗浄成分などを採用し、洗いながら髪のコンディションを整える設計です。
さらに、ホームケアではシャンプーを髪質別に、トリートメントを求める質感別に選べることも特徴です。
サロンケアを受けた髪の状態を保つことをサポートしながら、毎日のダメージケアにも取り組める構成になっています。
ブランドの特徴から商品を選ぶ
しっとりなめらかな質感を求めるならコタクチュール ベルベット。普通毛から硬毛で、やわらかな洗い上がりを求めるならバイカルテ CH+も候補です。
バイカルテ CH+の商品詳細を見るコタクチュール ベルベットの購入リンクはURL確認後に追加します。
美容師が考える両ブランドの本質的な違い
上質な仕上がりとダメージ補修という設計思想
両ブランドの違いを整理すると、コタクチュールは上質なヘアケア体験と質感設計を前面に打ち出し、バイカルテは毛髪研究とダメージ補修の考え方を強く打ち出しています。
これは、コタクチュールが表面的なケアだけを行う、あるいはバイカルテが補修しか考えていないという意味ではありません。
それぞれのブランドが、どのような価値を中心に商品を設計し、伝えているかという違いです。
両ブランドに共通する補修と質感へのこだわり
コタクチュールは補修・保湿を行いながら、好みの仕上がりに合わせて選べる商品です。
バイカルテも、毛髪補修を重視しながら、サラサラ・まとまり・なめらかさなどの質感を選べます。
つまり、補修と質感の両方を大切にしている点は共通しています。違うのは、その設計の切り口と商品選びの考え方です。
どちらが優れているかではなく何を求めるか
美容師として商品を選ぶときは、ブランド名だけで判断するのではなく、髪の状態と仕上がりの希望を確認することが大切だと考えます。
毎日の香りやしっとり感を大切にしたい方と、カラーによるダメージや自然な軽やかさを重視する方では、選ぶ基準が変わってきます。
商品価格や人気よりも、今の髪に必要なケアを優先することが、納得できるヘアケア選びにつながります。
髪質別ならどちらを選ぶ?
ここからは、メーカーが公表している各商品の特徴をもとに、美容師として考える選び方を紹介します。
| 髪の状態 | コタクチュール | バイカルテ |
|---|---|---|
| 細毛・軟毛 | シルキー | FH+とSS+ |
| 硬毛・剛毛 | フランネル・ベルベット | CH+とMS+ |
| ダメージ毛 | 仕上がりの好みで選択 | 髪質別シャンプーとHS+など |
| くせ・うねり | フランネル・ベルベット | UH+と質感別トリートメント |
| 40代・50代 | 細さ・乾燥・広がりで選択 | 髪質・ダメージ・質感で選択 |
※商品タイプの特徴はメーカー情報を参照。組み合わせや髪質別の候補は美容師としての提案です。
細毛・軟毛
細毛・軟毛で根元がペタンとしやすい方は、しっとり感の強さだけで選ばないことが大切です。
コタクチュールなら軽やかなシルキー、バイカルテなら軟毛用のFH+が候補になります。バイカルテのトリートメントは、サラサラとした指通りを求めるならSS+も検討できます。
硬毛・剛毛
硬毛・剛毛で毛先の硬さや広がりが気になる場合は、やわらかさやまとまりを重視したいところです。
コタクチュールではフランネルやベルベット、バイカルテでは普通毛から硬毛向けのCH+と、まとまりを求めるMS+などが候補になります。
ただし、もともとの髪の硬さとダメージによるゴワつきは原因が異なるため、状態に応じた判断が必要です。