バイカルテの種類の違いを美容師が比較|FH+・CH+・UH+、SS+・MS+・HS+はどれがいい?
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先に結論からお伝えすると、バイカルテは「シャンプー3種類+トリートメント3種類」に分けて考えると選びやすくなります。
シャンプーのFH+・CH+・UH+は主に髪質を基準に選び、トリートメントのSS+・MS+・HS+は求める質感とダメージ状態を基準に選ぶのが基本です。
つまり「FH+ならSS+」のように固定する必要はありません。髪が細くてもダメージが強ければ、FH+×HS+という組み合わせも候補になります。
バイカルテ種類比較早見表|まず6種類の違いを確認
| 種類 | メーカー分類 | 仕上がりの方向 | 選ぶ基準 |
|---|---|---|---|
|
FH+ シャンプー |
軟毛用 | しなやかな洗い上がり | 細さ・ボリューム・重さの出やすさ |
|
CH+ シャンプー |
普通毛〜硬毛用 | やわらかな洗い上がり | 硬さ・ゴワつき・扱いやすさ |
|
UH+ シャンプー |
くせ・うねり毛用 | さっぱりとした洗い上がり | くせ・うねり・広がり |
|
SS+ トリートメント |
指どおり・さらさらタイプ | サラッと指通りがよい髪へ | 軽さ・指通り |
|
MS+ トリートメント |
うるおい・まとまりタイプ | やわらかくまとまる髪へ | 乾燥・まとまり |
|
HS+ トリートメント |
高補修・なめらかタイプ | ハイダメージ毛をなめらかに | ダメージの強さ |
バイカルテの種類は「シャンプー3種類+トリートメント3種類」で考えると分かりやすい
バイカルテは名前だけを見るとFH+、CH+、UH+、SS+、MS+、HS+と記号が多いため、「結局どれがいいの?」となりやすいシリーズです。
でも、最初から6種類を横並びで比べる必要はありません。
SONGBIRDで商品を選ぶときも、まずこの2段階で考えます。そのうえで、髪の太さ、硬さ、ボリューム、くせ、ダメージ、普段の仕上がりの好みまで見て微調整します。
そもそもバイカルテとは?
BYKARTE(バイカルテ)は、ホーユープロフェッショナルが展開する美容室専売のヘアケアブランドです。髪の主要構成成分のひとつである「シスチン」に着目しています。
ホーユー独自技術「CiP SHOT」はバイカルテのサロンケアに用いられる技術です。ホームケアは、髪のタイプや求める質感に合わせて選び、サロンで整えたヘアデザインを日々のケアで支える位置づけと考えると分かりやすいでしょう。
バイカルテのシャンプー3種類の違い
バイカルテのシャンプー選びで基本になるのは髪質です。ただし、美容師が実際に髪を見るときは「細い・太い」だけでは判断しません。
ボリュームが出るか、ペタッとしやすいか、髪が硬いか、くせやうねりが強いか、広がりの原因が乾燥なのかくせなのか。こうした情報を合わせて判断します。
FH+|軟毛・細毛向け
メーカー分類では「軟毛用・しなやかな洗い上がり」です。
・髪が細い、やわらかい
・猫っ毛でトップがつぶれやすい
・ヘアケアで重さが出やすい
・軽さを残しながらケアしたい
美容師としては、単純な髪の太さだけでなく「ケアしたあとにボリュームがなくなりやすいか」も見ます。細毛で乾燥がある場合でも、シャンプーはFH+にして、トリートメント側をMS+やHS+へ調整する考え方があります。
CH+|普通毛〜硬毛向け
メーカー分類では「普通毛〜硬毛用・やわらかな洗い上がり」です。
・髪の太さが普通〜太め
・髪に硬さやゴワつきを感じる
・乾燥によって扱いにくい
・やわらかな洗い上がりが好き
「くせはそれほど強くないけれど、とにかく髪が硬くて扱いづらい」という場合は、まずCH+を検討しやすいです。
UH+|くせ・うねり毛向け
メーカー分類では「くせ・うねり毛用・さっぱりとした洗い上がり」です。
・くせやうねりが気になる
・湿気で髪の形が崩れやすい
・広がりの原因にくせが関係している
・さっぱりした洗い上がりが好み
ここで注意したいのは、UH+は「CH+よりしっとりする上位タイプ」ではないということ。CH+とUH+では、そもそも選ぶ基準が違います。
UH+を候補に
髪の硬さ・太さを見る
FH+
CH+
FH+とCH+の違いは?どちらを選ぶ?
「バイカルテ CH FH 違い」で迷う方はかなり多いと思います。
メーカー分類だけを見るなら、FH+は軟毛、CH+は普通毛〜硬毛です。ただ、実際の髪はそれほど単純ではありません。
| 迷いやすいケース | 美容師としての考え方 |
|---|---|
| 細毛だけど乾燥する | シャンプーはFH+を軸にして、トリートメントをMS+やHS+へ調整する考え方があります。 |
| 普通毛だけどペタッとする | 太さだけではなくボリューム感も確認。重さが苦手ならFH+を検討する余地があります。 |
| 硬毛だけど重くしたくない | CH+で髪質に合わせ、トリートメントをSS+など軽いタイプにする方法があります。 |
大事なのは、シャンプーだけで乾燥やダメージまで全部解決しようとしないことです。シャンプーでは髪質に合わせ、足りない質感や補修感をトリートメント側で調整すると組み合わせが考えやすくなります。
CH+とUH+の違いは?
CH+とUH+で迷う場合は、「硬さ・乾燥・ゴワつき」と「くせ・うねり」のどちらが中心の悩みなのかを見ると分かりやすくなります。
普通毛〜硬毛用。髪の硬さやゴワつきが気になり、やわらかな洗い上がりを求める人。
くせ・うねり毛用。髪の形状による扱いにくさや、くせ・うねりが気になる人。
たとえば「太くて硬い直毛」ならCH+が考えやすく、「太くて硬いうえに強いうねりがある」なら、今一番困っているのが硬さなのか、くせなのかを基準に選びます。
UH+=よりしっとり、CH+=軽いという順番ではありません。この違いを理解しておくと選び間違いが減ります。
バイカルテのトリートメント3種類の違い
シャンプーを髪質から選んだら、次はトリートメントです。
SS+・MS+・HS+は、求める仕上がりと現在のダメージ状態から考えると選びやすくなります。
| 種類 | タイプ | こんな人に | 注意点 |
|---|---|---|---|
| SS+ | 指どおり・さらさら | 軽さ、サラサラ感を残したい | 強いダメージには物足りなく感じる場合も |
| MS+ | うるおい・まとまり | 乾燥、広がり、まとまり不足 | 軽さ最優先ならSS+も比較 |
| HS+ | 高補修・なめらか | ブリーチなどハイダメージ | ダメージが少なく軽さ重視なら必ずしも必要ではない |
SS+|さらさら・指通り
メーカーでは「指どおり・さらさらタイプ」。サラッと指通りがよく、扱いやすい髪を目指すタイプです。細毛や、トリートメントで重くなりやすい髪、軽い仕上がりが好きな方から検討しやすいでしょう。
MS+|うるおい・まとまり
「うるおい・まとまりタイプ」。乾燥や広がりが気になり、やわらかくまとまる質感を求める方に。SS+では少し軽い、HS+ほど高補修を求めていないという場合にも比較しやすいタイプです。
HS+|高補修・なめらか
「高補修・なめらかタイプ」で、ハイダメージ毛をなめらかで扱いやすい髪へ導くことを目的としています。ブリーチや繰り返すカラーなどでダメージが強い場合に候補になります。
HS+を候補に
仕上がりで選ぶ
SS+
MS+
SS+・MS+・HS+はどれを選べばいい?
ここでよくあるのが、「どうせなら一番補修力が高いHS+を選べばいいのでは?」という疑問です。
でも美容師としては、全員にHS+をおすすめするわけではありません。
髪が細く、ダメージがそれほど強くなく、ふわっと軽く仕上げたい人ならSS+のほうが目的に合う場合があります。反対に、細毛でもブリーチによるダメージが強ければHS+を毛先中心に使うという選択肢もあります。
つまり、トリートメントは「数字のようにSS+<MS+<HS+と単純にランクアップしていくものではない」と考えてください。
結局どの組み合わせがいい?髪質別おすすめ早見表
バイカルテの組み合わせで迷ったら、まずは下の表から近い髪質を探してください。
| 髪質・悩み | シャンプー | トリートメント | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 細毛・猫っ毛 | FH+ | SS+ | 重さを出しすぎず軽い指通りへ |
| 普通毛 | CH+ | SS+ / MS+ | 軽さならSS+、まとまりならMS+ |
| 硬毛・乾燥毛 | CH+ | MS+ | やわらかさとうるおい・まとまりを重視 |
| くせ・うねり | UH+ | MS+ | くせを基準にシャンプーを選び、まとまりを補う |
| ブリーチ・ハイダメージ | 髪質に合わせFH+ / CH+ / UH+ | HS+ | シャンプーまでダメージだけで決めない |
| 細毛+ハイダメージ | FH+ | HS+ | 髪質はFH+、強いダメージはHS+で考える |
| くせ毛+ハイダメージ | UH+ | HS+ | くせとダメージを別々に考える |
シャンプーは髪質、トリートメントはダメージと仕上がり。
同じ記号や決まったセットで揃える必要はありません。
自分に近いタイプが分かったら商品を確認
エッセンスミルクとオイルの違い
バイカルテのアウトバストリートメントは、メーカー分類ではエッセンスオイル=ツヤ・指どおり、エッセンスミルク=うるおい・まとまりです。
今回の記事ではシャンプー・トリートメント6種類の選び方が主役なので、ここではこの違いだけ覚えておけば十分です。乾燥やまとまりを優先したいならミルク、ツヤや指通りを重視したいならオイルという方向から比較してください。
「バイカルテエッセンスミルク&オイルの選び方と効果的な使い方|あなたの髪に最適なのはどっち?」は こちらからSONGBIRD内の記事を検索できます →
バイカルテの使い方
毎日の使い方は難しくありません。最初に髪と頭皮をお湯でしっかりすすぎ、シャンプーを十分に泡立てて、髪同士を強くこすらないように洗います。すすいだ後は軽く水気を切り、トリートメントをダメージが出やすい中間〜毛先へなじませます。手ぐしや粗めのコームで均一になじませるのもおすすめです。
この記事では種類の違いを主役にしているため、使い方を詳しく知りたい方は バイカルテの使い方を解説した関連記事も参考にしてください。
美容師ならバイカルテをどう選ぶ?
ここからはメーカーの分類ではなく、SONGBIRDで実際に商品を選ぶときの考え方です。
僕が見るのは、単に「細毛か硬毛か」だけではありません。
・髪の太さ、やわらかさ、硬さ
・トップのボリュームが出るか、つぶれやすいか
・くせ、うねりの強さ
・乾燥による広がりか、くせによる広がりか
・カラー、ブリーチなど現在のダメージ状態
・サラサラにしたいのか、まとまりが欲しいのか
・重い仕上がりが苦手かどうか
たとえば「細毛+ハイダメージ」は、髪質だけ見ればFH+、ダメージだけ見ればHS+です。この2つは矛盾しません。FH+×HS+という組み合わせにすれば、それぞれの役割を分けて考えられます。
逆に、硬毛だからといって全部を重めにする必要もありません。シャンプーはCH+で髪質に合わせつつ、軽さを残したければトリートメントをSS+にする方法もあります。
迷ったときは「今、一番困っていることは何か」を一つ決める。これが僕なら最初に確認するポイントです。
シャンプーだけ、トリートメントだけという取り入れ方もできます。髪の状態や季節によってケアを変える「セカンドシャンプー・トリートメント」という考え方もあります。大切なのは商品数を増やすことではなく、今の髪に必要なものを選ぶことです。
バイカルテの種類についてよくある質問
Q. FH+とCH+ならどちらを選べばいい?
基本はFH+が軟毛、CH+が普通毛〜硬毛です。ただし、普通毛でもペタッとしやすい、細毛でも乾燥やダメージが強いなど例外があります。シャンプーは髪質を基準にし、乾燥やダメージはトリートメントで調整すると考えやすくなります。
Q. CH+とUH+の違いは?
CH+は普通毛〜硬毛向けで、やわらかな洗い上がり。UH+はくせ・うねり毛向けで、さっぱりした洗い上がりです。UH+がCH+より「しっとりする上位タイプ」という意味ではありません。
Q. SS+とMS+の違いは?
SS+はさらさら・指通り、MS+はうるおい・まとまりを重視するタイプです。軽さを残したいならSS+、乾燥や広がりが気になりまとまりが欲しいならMS+を比較してみてください。
Q. MS+とHS+ならどちら?
乾燥やまとまり不足が中心ならMS+、ブリーチなどハイダメージが強いならHS+を候補にします。ダメージの強さと求める質感を分けて考えるのがおすすめです。
Q. 一番補修力が高いものを選べばいい?
必ずしもそうではありません。ダメージが少なく、細毛で軽い仕上がりを求める人ならSS+のほうが目的に合うことがあります。補修力だけではなく、髪質と仕上がりまで合わせて選びましょう。
Q. シャンプーとトリートメントは同じシリーズで揃える?
FH+×SS+のような定番の組み合わせはありますが、固定ではありません。細毛+ハイダメージならFH+×HS+、硬毛だけれど軽さが欲しいならCH+×SS+など、違う基準を組み合わせて選べます。
Q. ブリーチ毛にはどれ?
トリートメントは高補修タイプのHS+が候補になります。一方、シャンプーはブリーチ毛だからCH+やUH+と決めるのではなく、軟毛ならFH+、普通〜硬毛ならCH+、くせ・うねりが中心ならUH+というように髪質から判断します。
Q. くせ毛ならUH+を選べばいい?
メーカー分類ではUH+がくせ・うねり毛用なので、まず候補になります。ただし「くせより硬さや乾燥のほうが気になる」という場合はCH+との比較も必要です。何が一番扱いにくさにつながっているかを見て判断します。
Q. バイカルテは毎日使える?
リペアシャンプーとセラムトリートメントは日常のホームケアとして使うアイテムです。髪質や仕上がりに合った種類を選び、重さや乾燥などが気になる場合は使用量や組み合わせを調整してください。
まとめ|バイカルテは「髪質」と「仕上がり」を分けて選ぶ
バイカルテの種類選びは、6種類を一度に比較すると難しく感じますが、考え方はシンプルです。
① シャンプーは髪質で選ぶ
FH+=軟毛
CH+=普通毛〜硬毛
UH+=くせ・うねり毛
② トリートメントは質感・ダメージで選ぶ
SS+=さらさら・指通り
MS+=うるおい・まとまり
HS+=高補修・ハイダメージ
③ シャンプーとトリートメントは自由に組み合わせてよい
「髪が細いから全部軽いタイプ」ではなく、シャンプーは今の髪質、トリートメントは今必要な仕上がりやダメージケアと分けて考えると、自分に合う組み合わせを見つけやすくなります。
SONGBIRDでは、実際の髪質・ダメージ・普段のお手入れ方法・なりたい仕上がりまで考えながら商品選びのお手伝いをしています。自己判断で迷った場合はお気軽にご相談ください。
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