美容師が選ぶヘアオイル|SONGBIRD取扱商品を髪質・仕上がり別に比較

美容師が選ぶヘアオイル|SONGBIRD取扱商品を髪質・仕上がり別に比較

先に結論からお伝えすると、ヘアオイルは「一番いい商品」を探すより、自分の髪質と欲しい仕上がりに合ったものを選ぶことが重要です。

細くてペタッとしやすい髪に重いオイルを使えばベタつきやすく、硬く広がる髪に軽すぎるオイルを使えば物足りなく感じます。美容師としては、まず「髪質」と「どう仕上げたいか」の2つから選ぶことをおすすめします。

結論|ヘアオイルは「髪質×欲しい仕上がり」で選ぶ

SONGBIRD online storeで取り扱っている代表的なヘアオイル・オイル系アウトバストリートメントを、選ぶために必要なポイントに絞って比較しました。

商品 質感 軽さ まとまり ツヤ おすすめ
コタクチュール
A-Line
さらり ◎ ○ ◎ 軟毛〜普通毛
THE MOII
ブリンクヴェール
軽やか ◎ ○ ◎ 軽さとツヤ重視
BYKARTE
エッセンスオイル
さらり ◎ ○ ◎ ツヤ・指通り重視
OLAPLEX
No.7
軽め ◎ ○ ◎ ダメージ・熱ケアも重視
soel
Floral Bergamot
軽め ◎ ○ ○ 軽いまとまり・香り
soel
Lily Musk
中間 ○ ○ ○ 程よい束感・香り
コタクチュール
Y-Line
しっとり △ ◎ ◎ 普通毛〜硬毛
soel
Sandalwood Citrus
しっとり △ ◎ ○ しっとり・束感
THE MOII
モダンデュウ
ウェット △ ◎ ◎ 濡れ感・スタイリング

迷ったら、まずここから

細い・重くしたくない → A-Line / ブリンクヴェール
ツヤ・指通り → BYKARTE
ダメージ・アイロンをよく使う → OLAPLEX No.7
硬い・広がる → Y-Line
束感・ウェット感 → soel / THE MOII

細毛・軟毛にはどのヘアオイル?

細い髪や軟毛で一番注意したいのは、「しっとりさせようとして重くしすぎること」です。

毛先の乾燥が気になっていても、油分の重いものを多くつけると、根元からペタッとして見えたり、洗っていないような質感に感じたりすることがあります。

SONGBIRDのラインナップなら、まず候補にしたいのがコタクチュール ベース A-Line。公式の設計でも軟毛〜普通毛向けで、「さらりとまとまる」仕上がりです。

さらにスタイリング寄りで軽いツヤが欲しいならTHE MOII グロウオイル ブリンクヴェール。ツヤを出しながらさらりと軽く仕上げたい方に向いています。

硬毛・太毛・広がりやすい髪にはどれ?

髪が太い、硬い、乾燥すると横に広がる。このタイプは、細毛とは反対に軽すぎるオイルでは「つけたのに変わらない」と感じやすい傾向があります。

この場合は、コタクチュール ベースならY-Line。普通毛〜硬毛を対象にした、しっとりまとまるタイプです。

スタイリングまで含めてしっとりさせたい場合は、soel LIVING-OIL フォーヘア Sandalwood Citrusも候補。パサつきやゴワつきを抑えながら、しっとりした束感を作りたい方に向いています。

美容師の選び方

「硬い=とにかく重いオイル」ではありません。髪が硬くても毛量が少ない方、根元がつぶれやすい方もいます。まず少量から毛先につけ、足りなければ追加する方が失敗しにくいです。

ダメージ毛にはどのオイル?

カラー、ブリーチ、アイロンなどによるダメージが気になる場合は、単純な「重さ」だけではなく、アウトバストリートメントとしての役割も見て選びます。

BYKARTE エッセンスオイルは、ツヤと指通りを重視したアウトバストリートメント。ヒートプロテクト成分などを配合し、日常生活で受けるダメージから髪を守る設計です。

OLAPLEX No.7 ボンディングオイルは、ダメージケアを意識しながらも重くなりにくく、ツヤ・スタイリング・熱からの保護まで求める方の候補になります。

ただし、乾燥や広がりが非常に強く「オイルだけでは水分感が足りない」と感じる場合は、オイルだけにこだわる必要はありません。ミルクタイプをベースにして、必要に応じてオイルを重ねる選択もあります。

BYKARTEのミルクとの違いやシリーズ全体の選び方は、BYKARTEの選び方の記事で詳しく解説しています。

軽くサラサラに仕上げたい人

軽さを最優先するなら、候補はコタクチュール A-Line、THE MOII ブリンクヴェール、BYKARTE エッセンスオイル、OLAPLEX No.7です。

A-Lineは「さらりとまとまる」というバランス型。ブリンクヴェールはスタイリングとして軽いツヤを作りたい方、BYKARTEはツヤと指通り、OLAPLEX No.7はダメージや熱も意識したい方、というように軽さの先に何を求めるかで選び分けるとわかりやすくなります。

しっとりまとまりが欲しい人

「乾かしても毛先が膨らむ」「硬さがあって収まりにくい」という方なら、コタクチュール Y-Lineがわかりやすい選択肢です。

一方、ヘアケアだけではなくスタイリングとしてしっとりした質感や束感も欲しいなら、soel Sandalwood CitrusやTHE MOII モダンデュウまで候補を広げます。

同じ「しっとり」でも、乾かす前のケアとしてまとまりが欲しいのか、乾いた後に濡れ感・束感まで作りたいのかで選ぶ商品は変わります。

ツヤを出したい人

ツヤだけで選ぶのではなく、ここでも重さを確認します。

ツヤの出し方で選ぶなら

軽いツヤ → THE MOII ブリンクヴェール
さらり+ツヤ → コタクチュール A-Line
ツヤ+指通り → BYKARTE エッセンスオイル
ツヤ+熱・ダメージ対策 → OLAPLEX No.7
しっとり+ツヤ → コタクチュール Y-Line

ウェット感・束感を出したい人

ここは「洗い流さないトリートメント」としてのオイルと、「スタイリングオイル」の違いを意識してください。

THE MOII リュクスオイル モダンデュウは、ウェットな質感としっとりまとまりのあるスタイルを作りたい方に向いています。

soelなら、Lily Muskは程よい束感、Sandalwood Citrusはよりしっとりした束感を求めるときの候補になります。

香りも重視して選びたい人

ヘアオイルは毎日使うものなので、仕上がりだけでなく香りも重要です。

香りまで含めて選びたい方に特に比較してほしいのがsoel LIVING-OIL フォーヘア。SONGBIRDでは、軽やかなFloral Bergamot、程よい束感のLily Musk、しっとり仕上がるSandalwood Citrusを取り扱っています。

3種類は香りだけでなく質感も異なるため、「好きな香りだけ」で決めるのではなく、自分の髪質とのバランスで選ぶのがおすすめです。

3種類の細かな違いは、「ソエル LIVING-OILヘアオイル3種類を比較|香り・質感・選び方」で詳しく解説しています。

ヘアオイルが「合わない」と感じるのはなぜ?

「ヘアオイルを使うとベタつくから、自分の髪にはオイルが合わない」と思っている方もいます。

もちろん商品との相性はありますが、サロンワークで髪を見ていると、ヘアオイルそのものが合わないのではなく、質感や使用量が今の髪に合っていないケースも考えられます。

細毛に重すぎるオイルを使っている

細毛・軟毛は少量の油分でも質感が変わりやすいため、重いオイルを多く使うとペタッとしやすくなります。軽いタイプへ変更するか、使用量を減らしてみてください。

硬毛・乾燥毛に軽すぎるオイルを使っている

反対に、髪が太く硬い方や乾燥による広がりが強い方は、軽すぎるものではまとまりを感じにくい場合があります。「人気だから」ではなく、自分の毛量や硬さに必要な質感を選ぶことが大切です。

使用量が多すぎる

商品選びが合っていても、量が多ければベタつきます。特に細毛は一度に多くつけず、少量を中間〜毛先へなじませてから、足りない部分だけ追加してください。

オイルに求める役割が合っていない

オイルは万能ではありません。「髪が乾燥している=とにかくオイルを増やす」とは限りません。水分感ややわらかさが足りない場合には、ミルクタイプのアウトバストリートメントの方が選びやすいこともあります。

オイルが向いている人

ツヤ・指通り・表面のまとまりを出したい/毛先のパサつきを整えたい/スタイリングの質感を作りたい

慎重に選びたい人

極端に細くペタッとしやすい/すでに油分で重くなっている/求めているのが油分より水分感・保湿感

美容師ならヘアオイルをどう選ぶ?

美容師としてヘアオイルを選ぶとき、僕は「この商品が一番いい」という見方はあまりしません。

まず見るのは、髪の太さ・硬さ・毛量・ダメージ状態。その次に、お客様がサラサラにしたいのか、広がりを抑えたいのか、ツヤが欲しいのか、束感を出したいのかを確認します。

たとえば同じ「パサつく」という悩みでも、細い髪に重いオイルをつければ、パサつきは落ち着いても髪全体がペタッとしてしまうことがあります。

逆に、硬くて毛量の多い髪に軽いオイルを少量だけ使っても、求めているまとまりまで届かないことがあります。

「悩み」だけでなく、「髪質 × なりたい仕上がり」で考える。

これが、ヘアオイル選びで失敗しにくくする一番シンプルな考え方です。

迷ったらこの基準で選ぶ|自分に合うヘアオイル診断

あなたが一番重視したいのは?

① 髪が細い・重くしたくない
→ コタクチュール A-Line
② 軽いまま、きれいなツヤを出したい
→ THE MOII ブリンクヴェール
③ ツヤと指通り+ダメージ対策もしたい
→ BYKARTE エッセンスオイル
④ アイロン・ドライヤーをよく使う/ダメージが気になる
→ OLAPLEX No.7
⑤ 硬い・太い・広がる髪をしっとりまとめたい
→ コタクチュール Y-Line
⑥ 香りと自然な束感も楽しみたい
→ soel Lily Musk / Sandalwood Citrus
⑦ ウェットな質感をしっかり作りたい
→ THE MOII モダンデュウ

あなたに合うオイルを商品ページで確認する

よくある質問

Q. 細い髪にヘアオイルは使わない方がいい?

使ってはいけないわけではありません。細毛は重いオイルや多すぎる使用量でペタッとしやすいため、軽いタイプを少量から使うのがおすすめです。中間〜毛先を中心につけ、根元にはつけすぎないようにしましょう。

Q. ヘアオイルをつけるとベタつくのはなぜ?

髪質に対してオイルが重すぎる、使用量が多すぎる、根元近くまでつけている、といった原因が考えられます。まず量を減らし、それでも重い場合は軽い質感の商品へ変更してみてください。

Q. オイルとミルクはどちらがいい?

どちらが上というものではありません。ツヤ・指通り・表面のまとまりを求めるならオイル、水分感ややわらかなまとまりを求めるならミルクが選択肢になりやすいです。乾燥が強い髪ではミルク+オイルを使い分ける方法もあります。

Q. 濡れた髪と乾いた髪のどちらにつける?

商品によって推奨方法は異なります。アウトバストリートメントとして使う場合はタオルドライ後の中間〜毛先へ、スタイリングとしてツヤや束感を足す場合は乾いた髪に少量使う方法があります。各商品の使用方法も確認してください。

Q. 毎日使ってもいい?

毎日のアウトバスケアとして設計された商品は日常的に使えます。ただし、重さやベタつきを感じる場合は頻度よりも使用量や商品との相性を見直してみてください。

Q. 使用量はどのくらい?

髪の長さだけでなく、太さ・毛量・ダメージ状態・商品によって変わります。特に初めて使うオイルは少量から始め、毛先からなじませて不足分を追加する方が失敗しにくいです。

まとめ|「人気」より、自分の髪に合う1本を

ヘアオイル選びで大切なのは、ランキングや人気だけで決めることではありません。

髪が細いのか、硬いのか。ダメージがあるのか。そして、軽くしたいのか、しっとりさせたいのか、ツヤや束感を出したいのか。

ここを整理すると、自分に合うオイルはかなり絞りやすくなります。

「ヘアオイルが合わない」と感じていた方も、オイルそのものを諦める前に、今使っている商品の重さと使用量が自分の髪に合っているかを一度確認してみてください。

あなたの髪に必要なのは「一番人気」ではなく「一番合うもの」

上の診断から髪質と仕上がりに合う商品を選んでみてください。

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SONGBIRD代表・美容師 イナツユウヤが施術している様子

この記事の監修者

イナツユウヤ|美容師・SONGBIRD代表

熊本市の美容室「SONGBIRD」代表
美容師歴20年以上

「育てる。髪質・髪色・髪型」をテーマに、日々のサロンワークでの経験、お客様からの相談、美容師としての専門知識をもとに情報を発信しています。

オリジナルヘアケアブランド「PURUPO」の企画・開発、「美髪バイブル」の制作も行っています。

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