高いシャンプーなのに髪がまとまらない理由|効果を感じないときの判断基準を美容師が解説

高いシャンプーなのに髪がまとまらない理由|効果を感じないときの判断基準を美容師が解説

「せっかく高いシャンプーを買ったのに、思ったほど髪がまとまらない。」

美容室でおすすめされた商品やサロン専売シャンプーを使っていると、価格の分だけ期待も大きくなりますよね。

でも、高いシャンプーで期待した効果を感じられないからといって、必ずしも品質が悪いわけではありません。

商品の特徴と求める仕上がりが合っていなかったり、使い方や今の髪の状態が影響していたりすることもあります。

ボクがおすすめしたいのは、すぐに買い替えることではなく、まず何に満足していて、何に不満があるのかを整理することです。

まずは、今のシャンプーをどうする?

① そのまま継続

基本的な手触りや洗い上がりには満足している。

② 使い方を見直す

日によって仕上がりが違う、重さやべたつきが気になる。

③ 別の商品を検討

求める質感と商品の特徴が違い、使い方を見直しても満足できない。

高いシャンプーなのに効果を感じない4つの理由

高いシャンプーを使っているのに、髪が硬い、広がる、まとまらない。

そんなときは、価格の問題と髪の仕上がりの問題を分けて考えてみると、原因が見つけやすくなります。

1. 価格への期待と実際の仕上がりが違う

例えば、これまで1,000円台のシャンプーを使っていた方が、4,000円や5,000円のシャンプーに変えたとします。

価格が数倍になると、髪のまとまりも数倍よくなるような期待を持ってしまうかもしれません。

でも、シャンプーの価格と、実際に感じる仕上がりは比例するものではないんです。

高価格帯の商品には、洗浄成分の組み合わせや使用感、香り、コンディショニング設計などにこだわったものがありますが、それが自分の求める変化として感じられるかは別の話。

価格の高さは、その人にとっての満足度を保証するものではありません。

2. 求める質感と商品の特徴が合っていない

ここは、ボクが商品選びで特に意識したい部分です。

同じ「髪をきれいにしたい」という希望でも、根元はふんわりさせたい方と、毛先をしっとり落ち着かせたい方では、理想の仕上がりが違います。

軽くさらっと仕上がる商品を使っているのに、重くしっとりしたまとまりを期待していたら、商品自体がよくても物足りなく感じるでしょう。

反対に、しっとり感を重視した商品が、細い髪の方には重く感じられることもあります。

つまり、いいシャンプーかどうかと、自分に合うシャンプーかどうかは同じではないということです。

3. 使用量や洗い方が適切でない

シャンプーを変える前に、使い方にも目を向けてみてください。

予洗いが不十分だったり、使用量が髪の長さや汚れに合っていなかったりすると、本来の使用感を得にくくなる場合があります。

また、シャンプーだけでなく、組み合わせるトリートメントの量やすすぎ方によっても、乾かしたあとの手触りは変わります。

ただし、泡立ちがよければ必ず髪がまとまるわけではありませんし、シャンプーの量を増やせば解決するとも限りません。

まずは商品の推奨使用方法を確認して、必要以上に使っていないか、逆に少なすぎないかを見直してみるといいですね。

4. 髪の状態や日常のケアが影響している

同じシャンプーでも、いつも同じ仕上がりになるとは限りません。

カラーやパーマの履歴、毛先のダメージ、季節による湿度の変化、ドライヤーの使い方など、髪のまとまりにはいくつもの要素が関係しています。

例えば、シャンプーを変えていないのに最近急に毛先が広がるなら、商品そのものより髪の状態が変わっている可能性もあります。

また、ヘアオイルやトリートメントを重ねて使っている場合は、製品の組み合わせが仕上がりに影響していることも。

こうしたケースでは、新しいシャンプーを買う前に、今のケア全体を確認した方が判断しやすくなります。

関連記事:髪がごわつく原因はヘアケアの重ねすぎ?ビルドアップの見分け方と対策

高いシャンプーと安いシャンプーは何が違う?

そもそも、シャンプーはどうして商品によって値段が大きく違うのでしょうか。

価格の違いには、成分だけでなく、商品を開発して販売するまでのさまざまな要素が関係しています。

価格に関わる要素 どんな違いがある?
成分設計 洗浄成分やコンディショニング成分の種類、組み合わせ、配合設計
使用感 泡立ち、すすぎやすさ、洗い上がり、手触りなど
香り・容器 香料設計、パッケージ、使いやすさ
開発・製造 研究開発、試作、製造規模、品質管理など
販売・ブランド 広告、流通、販売サポート、ブランド運営など

高価格帯のシャンプーには、特定の仕上がりを目指して丁寧に設計された商品もあります。

一方、比較的手頃な価格の商品でも、自分の髪と希望に合っていれば十分に満足できることがあります。

価格と仕上がりは、必ずしも比例しません。

価格は商品を選ぶための情報の一つですが、髪との相性や好みまで表す数字ではないんです。

例えば、COTAやバイカルテのようなサロン専売ブランドにも、それぞれの設計思想や仕上がりの特徴があります。

大切なのは、ブランドの優劣を決めることではなく、その中から今の自分に合うものを選ぶこと。

ボクは、価格が高いからという理由だけで選ぶより、毎日の仕上がりに納得できるかどうかを基準にしてほしいと考えています。

今のシャンプーを使い続ける?買い替える?

ここが今回、いちばん伝えたいところです。

高いシャンプーを買って期待どおりではなかったとしても、すぐに別の商品へ変える必要があるとは限りません。

今の商品で気に入っている部分があるなら、そこもきちんと評価してあげてほしいんです。

そのまま継続してよいケース

洗い上がりが好きで、頭皮にも特に問題がなく、普段の手触りにもおおむね満足しているなら、無理に買い替える必要はありません。

たまに髪が広がる程度なら、天候や乾かし方、スタイリングの影響も考えられます。

ひとつの不満だけで、気に入っている商品を手放すのは少しもったいないですよね。

使い方を見直した方がよいケース

日によって仕上がりが変わる、洗ったあとに重さを感じる、毛先だけがまとまらない。

そんなときは、使用量やトリートメントとの組み合わせ、すすぎ方、乾かし方を確認してみてください。

例えば、しっとり系のシャンプーに加えて、重めのトリートメントとヘアオイルをたっぷり使っているなら、まずは組み合わせを整理してみる方法があります。

シャンプーのせいだと思っていた不満が、ほかの工程に関係している場合もあるからです。

別の商品を検討した方がよいケース

使い方を確認しても、求めている質感と商品の仕上がりが明らかに違うなら、別の商品を検討する理由になります。

例えば、やわらかい手触りが欲しいのに、使うたびに硬さやごわつきが気になる場合。

その商品が悪いというより、今の希望と合っていない可能性があります。

ただし、髪のダメージやカットの状態などが主な原因なら、シャンプーを替えるだけで希望どおりになるとは限りません。

今の髪の状態も含めて判断できると、次の商品選びで同じ失敗を繰り返しにくくなります。

今の不満から判断するチェック表

今の状態 おすすめの判断
仕上がりは好きだが、ときどきまとまらない 使い方・乾かし方を確認
重さやべたつきが気になる 使用量・組み合わせを確認
求める質感と商品の方向性が違う 商品選択を再検討
長く使っていて最近合わない 髪の状態・生活環境を確認
見直しても不満が続く 別商品を検討
頭皮のかゆみや赤みなどが続く 使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談

判断に迷ったら、今使っている商品を否定する前に、気になる点を一つずつ整理してみてください。

シャンプーを替えることが正解の日もあれば、替えない方がいいこともあります。

ちなみにSONGBIRDでは、今のシャンプーをすべてやめるのではなく、髪の状態や求める仕上がりに合わせて別の商品を使い分ける「セカンドシャンプー」という考え方も紹介しています。

今の商品に満足している部分を残しながら、別の質感を試してみるのも一つの方法ですね。

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自分が求める仕上がりを整理したうえで、SONGBIRD online storeの取扱商品を比較してみてください。

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次のシャンプーは価格より何を基準に選ぶ?

次にシャンプーを選ぶときは、値段や人気ランキングを見る前に、自分がどんな仕上がりを求めているのかを考えてみてください。

ボクなら、次の5つを整理します。

① 希望する仕上がり
さらさら、やわらかい、しっとり、ふんわり。どんな質感が好きなのか。

② 今の髪の状態
硬さ、広がり、乾燥、ダメージ、毛量など、何が気になっているのか。

③ 洗い上がりの好み
軽さやすっきり感が好きなのか、なめらかさを重視するのか。

④ 無理のない予算
一度だけでなく、継続して使える価格なのか。

⑤ 毎日の使いやすさ
香り、泡立ち、すすぎやすさ、購入のしやすさに不満がないか。

特に見落としやすいのが、髪質と仕上がりの希望は必ずしも同じではないということです。

髪が太いから必ずしっとり系が好きとは限りませんし、細い髪だからやわらかさを求めてはいけないわけでもありません。

髪質を知ることはもちろん必要ですが、最終的には自分が毎朝どんな髪で過ごしたいのか、そこまで考えて選ぶことが大事だと思います。

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硬い・ごわつく・広がる髪にはどんな選択肢がある?

もし今のシャンプーに対する不満が、髪の硬さやごわつき、広がりにあるなら、求める仕上がりをもう一度確認してみてください。

単に重く抑えたいのか、それとも、やわらかく扱いやすい手触りを目指したいのか。

この違いによって、選ぶ商品の方向性も変わってきます。

そこで一つの選択肢として紹介したいのが、SONGBIRDのオリジナルヘアケアブランド「PURUPO(プルポ)」です。

SONGBIRD ORIGINAL HAIR CARE

PURUPO(プルポ)

シャンプー&トリートメント 200mlセット

PURUPOは、髪の硬さ・ごわつき・広がりが気になる方に、やわらかく扱いやすい仕上がりを目指して企画・開発したブランドです。

旧Neneから名称を変更していますが、処方と使用感は同じです。

こんな方に検討してほしい

  • 髪の硬さやごわつきが気になる
  • やわらかく扱いやすい仕上がりを目指したい
  • 重すぎる仕上がりは避けたい
  • 今のシャンプーとは違う質感を検討している

細毛・猫っ毛の方も一律に対象外ではありませんが、剛毛・多毛で重くしっとり抑え込む仕上がりを最優先する方は、期待する質感と違いが出る場合があります。

通常価格:6,980円(税込)

※200mlセットは発売準備中です。販売開始・在庫・価格は最新のストア表示をご確認ください。

PURUPOの販売情報をストアで確認する

もちろん、PURUPOに変えれば誰でも理想の髪になるという話ではありません。

今のシャンプーで満足している部分が多いなら、無理に全部を変える必要もないんです。

現在のケアを続けながら、違う仕上がりの選択肢として比較してみる。

そんな選び方でもいいと思います。

よくある質問

Q. 高いシャンプーは意味がないの?

いいえ、意味がないわけではありません。高価格帯の商品には、成分設計や使い心地などにこだわったものがあります。ただし、その特徴が自分の希望と合っていなければ、価格ほどの満足感を得られない場合があります。

Q. サロン専売シャンプーが合わないこともある?

あります。サロン専売品だから誰にでも合うわけではなく、髪質や頭皮の状態、求める仕上がりによって相性は変わります。商品が悪いと決めつけず、何が合わないのかを整理してみてください。

Q. 効果を感じない場合はすぐに買い替えるべき?

仕上がりへの不満だけなら、まず使用量や洗い方、トリートメントとの組み合わせを確認する方法があります。ただし、かゆみや赤みなどの異常が続く場合は使用を中止し、必要に応じて医療機関に相談してください。

Q. シャンプーの値段と髪のまとまりは関係する?

価格に反映される成分設計などが仕上がりに関係することはありますが、高ければ高いほど髪がまとまるわけではありません。髪の状態や商品の特徴、使い方も関係します。

Q. 次に選ぶときは何を重視すればよい?

まずは、今のシャンプーで好きな部分と不満な部分を分けて考えてみてください。そのうえで、希望する質感、髪の状態、使い心地、継続できる予算を確認すると、自分に合う商品を選びやすくなります。

まとめ|高いシャンプーより、自分に合うシャンプーを

高いシャンプーを使っているのに髪がまとまらないと、商品選びに失敗したように感じるかもしれません。

でも、価格が高いことと、自分の髪に合っていることは別の話です。

今の商品で満足している部分があるなら、そのよさは残しておいていいと思います。

使い方を見直すだけでよいのか、それとも求める仕上がりに合わせて商品を変えた方がよいのか。

そこを整理してから選べば、次のシャンプー選びはもっと納得できるものになるはずです。

高いものを選ぶことより、自分が気持ちよく使い続けられるものを選ぶこと。

ボクは、そんなシャンプー選びをおすすめしたいですね。

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SONGBIRD代表・美容師 イナツユウヤが施術している様子

イナツユウヤ|美容師・SONGBIRD代表

熊本市の美容室「SONGBIRD」代表。美容師歴20年以上。

「育てる。髪質・髪色・髪型」をテーマに、日々のサロンワークでの経験、お客様からの相談、美容師としての専門知識をもとに情報を発信しています。

オリジナルヘアケアブランド「PURUPO」の企画・開発、「美髪バイブル」の制作も行っています。

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