秋冬に髪が硬い・ごわつく原因は?乾燥以外の理由と対策|美容師解説

秋冬に髪が硬い・ごわつく原因は?乾燥以外の理由と対策|美容師解説

秋冬になると、髪が硬くなったり、ごわついて広がったりする。いつもと同じトリートメントを使っているのに、なぜかまとまらない。そんな変化を感じることはありませんか?

原因として思い浮かぶのは乾燥かもしれません。でも、秋冬の髪の扱いにくさは、乾燥だけで説明できるものではありません。静電気やダメージ、毛流れ、ヘアケア製品の使い方など、いくつかの要因が重なっている場合もあります。

だからこそ、最初から保湿アイテムを増やしたり、シャンプーを買い替えたりする必要はありません。ボクがおすすめしたいのは、まず今のケアを整理すること。今回は、秋冬の髪に何が起きているのか、どんな順番で見直せばいいのかをお話しします。

気になる状態 考えられる要因 最初に見直すこと
ふわふわ広がる 静電気・毛流れの乱れ 乾かし方・摩擦
毛先が引っかかる ダメージ・絡まり 毛先の扱い・保護
重くごわつく 製品の量・重ね使い 使用量・使用頻度
以前より扱いにくい 年齢・髪質・ケアとの相性 今の仕上がりと理想

※原因を確定する表ではなく、確認する順番を考えるための目安です。

秋冬に髪が硬く、ごわつくと感じるのはなぜ?

「冬になったら髪質が変わった気がする」という声は、季節の変化を考えるうえで自然な疑問です。ただ、ここで少し整理したいことがあります。

髪が広がって見えること、手触りがごわつくこと、毛髪そのものが硬いことは、必ずしも同じ状態ではありません。

例えば、静電気で髪がふわっと広がると、まとまりが悪く、硬くなったように感じることがあります。一方で、毛先のダメージや製品の重ね使いが関係している場合もあるんです。

空気の乾燥と摩擦による静電気

秋冬は空気が乾燥しやすく、衣類やマフラーとの摩擦も増える季節です。髪に静電気が起きると、髪同士が反発して、表面の短い毛が浮いたり、毛先が広がったりすることがあります。

朝はきれいにまとまっていたのに、マフラーを外したら髪がふわっと広がってしまう。そんなときは、単純に髪の保湿が足りないと決めつけるより、摩擦や静電気の影響を考えてみてください。

ただし、静電気によって広がっているからといって、毛髪そのものが硬く変化したわけではありません。髪の表面の摩擦を減らし、毛流れを整えることが、扱いやすさにつながる場合があります。

ダメージや毛流れの乱れ

髪のパサつきを感じると、水分や油分が不足していると考えがちです。もちろん、その可能性もあります。でも、髪の向きがばらばらになっているだけでも、見た目や手触りは変わってきます。

例えば、ドライヤーの風をあちこちから当てて乾かすと、毛先が散ってしまうことがあります。反対に、根元から毛先へ毛流れをそろえるように乾かすと、同じシャンプーでも仕上がりが違って感じられることがあるんです。

さらに、カラーやパーマ、摩擦、熱などによるダメージがある髪は、指通りが悪くなりやすい場合があります。こうした状態には適切な保護やトリートメントが必要なこともあるため、何でも使用量を減らせばいいわけではありません。

年齢や髪質、今のヘアケアとの相性

40代・50代になると、以前より髪が細く感じたり、うねりやまとまりにくさが気になったりする方もいます。年齢に伴う変化には個人差があり、季節だけが原因とは限りません。

ここで考えてほしいのは、「何年も使っているシャンプーだから、今も自分に合っている」とは限らないことです。

もちろん、同じ商品を長く使うことが悪いわけではありません。ただ、髪の状態や理想の仕上がりが変われば、以前はちょうどよかったケアが、今は少し重く感じたり、物足りなく感じたりする場合があります。

年齢による変化とシャンプー選びについては、40代・50代で髪がまとまらない原因とシャンプーの選び方でも詳しく解説しています。

あなたの髪はどのタイプ?まず確認したい4つのサイン

原因が一つとは限らないからこそ、今の髪を観察してみましょう。難しいことを調べる必要はありません。鏡で見たときの状態や、触れたときの感覚を整理するだけでも、次に見直すことが考えやすくなります。

なお、以下は髪の状態を把握するためのヒントであり、自己診断だけで原因を確定するものではありません。

広がってまとまらない

考えられること:静電気、毛流れの乱れ、もともとのくせやダメージなど。

確認すること:朝と夕方で広がり方が違うか、衣類との摩擦が多いときに気になるか、乾かした直後から広がっているか。

最初にできること:タオルやブラシで強くこすらず、根元から毛先方向へ髪を整えながら乾かしてみる。

毛先が引っかかる・パサつく

考えられること:毛先のダメージ、絡まり、摩擦、乾かし方など。

確認すること:髪全体なのか毛先だけなのか、濡れているときと乾いているときのどちらで引っかかるのか。

最初にできること:毛先を無理に引っ張らず、必要に応じてトリートメントやアウトバス製品で保護する。ダメージが強い場合は美容師への相談も選択肢です。

重く、ごわごわする

考えられること:製品の使用量、仕上がりとの相性、ヘアケアの重ね使いなど。

確認すること:最近オイルやミルクを増やしていないか、ヘアマスクを頻繁に使っていないか、洗った直後から重さを感じるか。

最初にできること:使っている製品と量を書き出して、必要なものを残しながら、一度に使う量や組み合わせを見直してみる。

以前より髪質が変わったように感じる

考えられること:年齢に伴う髪の変化、カラーなどの履歴、季節環境、ケアとの相性。

確認すること:秋冬だけの変化なのか、季節に関係なく続いているのか。根元から変化しているのか、毛先に集中しているのか。

最初にできること:今の髪に対して、軽さ、やわらかさ、しっとり感、まとまりのどれを優先したいのか考えてみる。

もし毎日の仕上がりを見直したいなら、シャンプーやトリートメントの選択肢として、SONGBIRDのオリジナルブランドもあります。ただ、最初から商品を変える必要はありません。

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秋冬の髪は何から見直す?美容師がすすめる4つの順番

ここからが、今回いちばん伝えたいことです。

髪が硬い、ごわつく、広がる。そんなときに、何かいい商品がないか探すのは自然なことです。でも、ボクはその前に、今やっているヘアケアを一度確認してほしいんです。

商品が合っていない場合もあれば、使い方を少し変えるだけで、求める仕上がりに近づける場合もあります。最初から全部変えてしまうと、何がよかったのかも分からなくなりますよね。

今日から確認したい4つの順番

STEP 01 洗い方・乾かし方 今の製品を変えずに、毎日の基本を確認
STEP 02 オイル・ミルクの使用量 足りないのか、多すぎるのかを見直す
STEP 03 シャンプー・トリートメントの仕上がり 今の髪と理想の質感に合っているか確認
STEP 04 必要な場合だけ商品を見直す 目的に合うものを選び、変化を確かめる

① 洗い方と乾かし方を確認

まずは、お金をかけずに見直せるところから。シャンプー前には髪を十分に濡らし、泡立てたシャンプーで頭皮を指の腹を使って洗います。毛先は強くこすらず、泡を行き渡らせるように扱いましょう。

すすぎが不十分だと製品が残ることもあるため、髪の内側や耳の後ろ、襟足なども丁寧に流します。トリートメントは製品の使用方法を守り、必要な部分に行き渡らせてください。

そして、見落としやすいのが乾かし方です。

タオルで水気を優しく取り、まずは根元や内側から乾かします。根元が乾いてきたら、ドライヤーの風を根元から毛先方向へ送るようにして、手ぐしで毛流れを整えます。

毛先だけを何度も熱い風に当てたり、風を下から上へ無造作に当て続けたりしないことも意識してみてください。乾かし残しを避けつつ、同じ部分に熱を当てすぎないのがポイントです。

髪のパサついた見た目や手触りには、毛流れも関係しています。保湿アイテムを一つ増やす前に、今夜のドライヤーから試してみる価値はあります。

② オイル・ミルクの量と使い方を確認

秋冬になると、乾燥が気になってヘアオイルを多めにつけたくなるかもしれません。でも、使用量を増やすほど、必ず髪が扱いやすくなるわけではありません。

例えば、毛先のパサつきを抑えようとして、オイルを毎朝少しずつ増やしていた場合。最初はよくても、使う量や髪質によっては、重さや束感が気になることがあります。

一方で、ダメージのある毛先を守るために、アウトバストリートメントが役立っている人もいます。必要なものまでやめてしまうのは違いますよね。

まず、現在の使用量と塗布する場所を確認してみてください。根元までつけていないか、毛先だけに必要な量を使えているか。製品の推奨量を基準に、髪の長さや量、仕上がりに合わせて調整していきます。

オイル、ミルク、マスクなどを複数使っているなら、何のためにそれぞれを使っているのかも考えてみましょう。重ね使いが必ず悪いわけではありませんが、仕上がりが重いときは使用量や組み合わせを見直す余地があります。

製品が髪に残ることによるビルドアップについては、ヘアケアの重ねすぎとビルドアップの見分け方で詳しく説明しています。重さやごわつきだけで蓄積と断定せず、乾燥やダメージとの違いも含めて考えてみてください。

③ シャンプーとトリートメントの仕上がりを確認

洗い方も乾かし方も見直した。オイルの量も調整してみた。それでも扱いにくさが続くなら、次に考えたいのが毎日使っているシャンプーとトリートメントです。

ここで大事なのは、今の製品がいいか悪いかではなく、自分が求めている仕上がりに合っているかということ。

しっとり重さのある仕上がりが好きな人もいれば、やわらかく、軽やかに動く髪が好きな人もいます。同じ商品を使っていても、満足できるかどうかは違って当然なんです。

今のシャンプーで洗ったあと、髪が必要以上にきしんでいないか。トリートメント後に重すぎると感じていないか。翌朝まで扱いやすさが続いているか。そんな日常の感覚を基準にしてみてください。

④ 必要な場合だけ商品を見直す

ここまで確認して、今のケアで満足できているなら、新しい商品を買う必要はありません。冬だからという理由だけで、必ずシャンプーを変えるものでもないんです。

反対に、使い方を整えても髪の硬さやごわつきが気になるなら、求める質感に合うシャンプーとトリートメントを探してみる。それは自然な選択だと思います。

変える場合も、一度にすべての製品を入れ替えるより、何を改善したくて見直したのか分かるようにしておくと、次の商品選びにも役立ちます。

SONGBIRDでは「育てる。髪質・髪色・髪型」というコンセプトを大切にしています。今日だけの見た目を整えるのではなく、毎日のケアや髪との付き合い方を少しずつ考えていくこと。

だから、商品を増やすこと自体が目的ではありません。今の自分の髪に、何が必要なのか。そこを考えるのが、ボクのヘアケアの基本です。

髪が硬いとき、シャンプーは変えたほうがいい?

結論から言えば、必ず変える必要はありません。秋冬だけの一時的な広がりなのか、普段から感じている硬さやごわつきなのかによって、判断は変わってきます。

今のシャンプーを続けてよいケース

例えば、普段の洗い上がりや手触りには満足していて、マフラーを使う日だけ静電気が気になる場合。まずは摩擦への対策や乾かし方、必要に応じたアウトバスケアを見直す方が合理的です。

また、オイルのつけすぎが気になっているなら、その使い方を調整してから判断しても遅くありません。シャンプーそのものに不満がないのに、季節だけを理由に変える必要はないと考えています。

シャンプーの見直しを検討したいケース

一方、季節に関係なく髪がごわつく、以前より洗い上がりが硬く感じる、仕上がりが重すぎる。そうした状態が続いているなら、今のシャンプーやトリートメントと髪の相性を見直す理由になります。

ただ、ダメージが強い髪や、頭皮にかゆみ・赤みなどの症状がある場合は、商品選びだけで判断しないことも大切です。髪のダメージは美容師に、頭皮の症状が続く場合は医療機関に相談することも考えてください。

重く抑える仕上がりと、やわらかい仕上がりの違い

髪をまとまりやすくしたいとき、しっとり重さを持たせて広がりを抑える方法もあります。でも、髪が重いことと、やわらかく扱いやすいことは同じではありません。

例えば、広がりをしっかり抑え込んで落ち着かせたい人と、自然な動きを残しながら、やわらかな手触りを楽しみたい人では、理想の仕上がりが違います。

この違いを考えたうえで紹介したいのが、SONGBIRDのオリジナルヘアケアブランド「PURUPO(プルポ)」です。

PURUPOは冬専用のシャンプーではありません。季節を問わず、髪の硬さ・ごわつき・広がりが気になる方に、やわらかく扱いやすい仕上がりを目指して開発したブランドです。旧Neneから名称を変更していますが、処方と使用感は変えていません。

SONGBIRD ORIGINAL HAIR CARE

PURUPO(プルポ)

シャンプー&トリートメント 200mlセット

髪の硬さやごわつきが気になり、重すぎない、やわらかな手触りを目指したい方へ。毎日のシャンプーとトリートメントを見直す、一つの選択肢です。

こんな方に検討してほしい

  • 髪の硬さやごわつきが気になる
  • やわらかく扱いやすい仕上がりが好き
  • 重くなりすぎる仕上がりは避けたい
  • 毎日のヘアケアをシンプルに考えたい

細毛・猫っ毛の方も、髪質だけを理由に候補から外す必要はありません。一方で、剛毛・多毛の方が重くしっとり抑え込む仕上がりを最優先する場合は、期待する質感との違いが出ることがあります。

6,980円 (税込)

※2026年10月18日時点では売り切れ表示。最新の価格・販売状況は商品ページでご確認ください。

PURUPOの商品詳細・販売状況を確認する →

自分の髪に合うか迷っている方は、PURUPOが合う髪質・合わない髪質の解説も参考にしてみてください。

PURUPOを使えば秋冬の悩みがすべて解決する、ということではありません。シャンプーやトリートメントで目指す仕上がりと、毎日の洗い方・乾かし方、それぞれに役割があります。

どちらか一方だけではなく、今の髪に必要なケアを組み合わせて考える。それが、長く自分の髪と付き合っていくための方法だと考えています。

秋冬のごわつきについてよくある質問

Q. 秋冬はトリートメントを増やした方がいい?

必ず増やす必要はありません。毛先の乾燥やダメージが気になる場合には、適切なトリートメントが役立つこともあります。ただ、すでに十分使っているなら、量を増やす前に塗布する場所や使い方を確認してみてください。

Q. ヘアオイルを使っても髪が硬いのはなぜ?

オイルの量や仕上がりとの相性、毛先のダメージ、乾かし方などが考えられます。オイルは髪の表面の摩擦を抑えたり、手触りを整えたりするために役立つものですが、髪が硬く感じる原因すべてに対応できるわけではありません。

Q. 細毛・猫っ毛も同じケアでいい?

基本の洗い方や乾かし方は共通する部分がありますが、製品の使用量や求める仕上がりは髪質に合わせて考えたいところです。細毛・猫っ毛の方は重さが出すぎないかを確認しながら、必要なケアを選んでみてください。

Q. 冬だけシャンプーを変える必要はある?

今のシャンプーで満足できているなら、季節だけを理由に変える必要はありません。ただ、秋冬になると洗い上がりやまとまりにくさが気になる場合は、季節に合わせて使い分けるのも選択肢の一つです。大切なのは、毎日変えることではなく、今の髪に合っているかどうかです。

まとめ|秋冬の髪は、足す前に今のケアを見直そう

秋冬に髪が硬く、ごわつくと感じても、乾燥だけが原因とは限りません。静電気、ダメージ、毛流れの乱れ、年齢による変化、今のヘアケアとの相性など、いくつもの要因が関係している可能性があります。

だから、何かを買い足す前に、まずは今の髪とケアを見直してみてほしいんです。

  • 洗い方と乾かし方を確認する
  • オイルやミルクの使用量を見直す
  • シャンプーとトリートメントの仕上がりを確かめる
  • 必要な場合だけ、商品を見直す

今のシャンプーが合っているなら、そのままでいい。反対に、やわらかく扱いやすい仕上がりを目指したいなら、PURUPOのような選択肢もあります。

ヘアケアは、たくさんの商品を使えばいいというものではありません。もちろん、必要なものを無理に減らす必要もないんです。

大切なのは、今の自分の髪がどういう状態で、どんな仕上がりを好きだと感じるか。秋冬の髪の変化を、毎日のケアを見直すきっかけにしてもらえたらうれしいです。

やわらかく扱いやすい髪を目指したい方へ

PURUPOの特徴や仕上がりの考え方を確認して、自分の髪に合うかどうか、ゆっくり判断してみてください。

PURUPOの商品詳細を確認する →

※販売状況は商品ページでご確認ください。

参考資料

髪の静電気、パサつき、乾かし方に関する一般的な情報は、以下の花王公式資料も参考にしています。

※これらは一般的な毛髪・ヘアケア情報の参考資料であり、PURUPO固有の効果を示すものではありません。

SONGBIRD代表・美容師 イナツユウヤが施術している様子

この記事の監修者

イナツユウヤ|美容師・SONGBIRD代表

熊本市の美容室「SONGBIRD」代表。美容師歴20年以上。

「育てる。髪質・髪色・髪型」をテーマに、日々のサロンワークでの経験、お客様からの相談、美容師としての専門知識をもとに情報を発信しています。

オリジナルヘアケアブランド「PURUPO」の企画・開発、「美髪バイブル」の制作も行っています。

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